レアル・マドリードに加入したベリンガム [写真]=Getty Images
レアル・マドリードへの加入が決まったイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、自身の加入記者会見で意気込みを語った。15日、スペイン紙『マルカ』などがコメントを伝えている。
ベリンガムは「ここに来られて光栄だ。歴史上最大のクラブであり、ここでプレーする機会を与えられる選手は多くない。このチームでプレーするために僕をここに連れてきてくれた人々にとても感謝している」と謝意を示すと、「僕はずっとマドリードの大ファンで、イングランドでもよく見ていた」とレアル・マドリードへの愛を口に。続けて「選手たちがピッチに立っている時の感動は別格で、いつも行きたいと思うチームなんだ。どのような感じなんだろう。とても興奮しているし、この機会を逃すわけにはいかない」と加入を決断した経緯を説明した。
また、かつて同クラブで活躍した元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンと同じ背番号「5」を背負うことについては、「ジダンをとても尊敬している」と述べた上で、「このシャツには大きな責任が伴う。それが僕にプレッシャーを与えるかもしれないけど、僕はいつもジダンを尊敬していて、願わくは、この背番号の伝統を引き継ぎたい」と重圧があることを認めつつ、稀代の天才が背負っていた5番への想いを口にし、同番号を譲渡したヘスス・ハジェホへの感謝も口にした。
さらに、今回の移籍により1億300万ユーロもの大金が支払われたことに対しては「多額の費用が発生したことは理解しているけど、心配はしていないよ。僕は弁護士でも会計士でもないんだ。僕はサッカー選手であり、プレーするために来た。僕の経験がプレッシャーへの対処に役立つことを願っている。問題はない」と移籍金を強く意識していないことを強調した。
現在19歳のベリンガムは昨季、リーグ戦31試合に出場して8ゴール5アシストを記録し、リーグ年間MVPやデュエル王に輝くなど、最終節までバイエルンと優勝を争ったドルトムントを牽引。昨年のワールドカップでもイングランド代表の中心選手として活躍した。そして14日にはレアル・マドリードがベリンガムの加入を正式に発表。移籍金は1億300万ユーロ（約154億円）で、その30%を上限とした成績による変動性の支払いがあることも明かされている。
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By サッカーキング編集部
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