レアル・マドリードは9日、ラージョ・バジェカーノに所属する下部組織出身のスペイン人DFフラン・ガルシアが同クラブに復帰することを公式に発表。契約期間は2027年までの4年間となっている。
現在23歳の左サイドバックは、2013年から2020年までレアル・マドリードの下部組織に所属し、カスティージャで2シーズンプレー。2018年にはトップチームデビューも飾った。その後、ラージョ・バジェカーノへの1年間のレンタル移籍を経て同クラブに完全移籍。しかし、レアル・マドリードは同選手の権利の50パーセントを保持しており、今回は契約解除条項に記された1000万ユーロ（約15億円）の半額にあたる500万ユーロ（約7億5000万円）を支払って買い戻した格好だ。
フラン・ガルシアはラージョ・バジェカーノ在籍の3シーズンでラ・リーガ109試合に出場し、3得点を記録。今季もチームの主力として活躍し、全リーグ戦に先発フル出場している。レアル・マドリードは今季、左サイドバックを務めるDFフェルランド・メンディが負傷離脱を続けたこともあり、シーズン後半はMFエドゥアルド・カマヴィンガが最終ラインに入るなど、同ポジションはカルロ・アンチェロッティ監督にとって悩みの種となっていた。
また、レアル・マドリードは今月12日の12時（日本時間同19時）からフラン・ガルシアの入団セレモニーを実施することも併せて発表している。
By サッカーキング編集部
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