FOLLOW US

「トロフィーを勝ち取るため、ここにいる」 クラブW杯決勝を前にチュアメニが決意語る

2023.02.11

チュアメニがクラブ世界一へ、決意語る [写真]=Icon Sport via Getty Images

 レアル・マドリードのフランス代表MFオーレリアン・チュアメニが10日、FIFAクラブワールドカップ2022決勝前の記者会見に臨んだ。

 R・マドリードは準決勝でアル・アハリと対戦。試合はブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールのゴールなどで4-1の勝利。4大会ぶりの世界王者へ、王手をかけている。

 決勝を前に、チュアメニが前日会見に出席。決勝戦の意気込みを語った。

「このクラブで世界王者になるのは夢だった。明日、それが実現するかもしれない。昨年のチャンピオンズリーグ(CL)では素晴らしかったし、今度はこのトロフィーを獲得したい。攻守ともにしっかりしないといけない。チームとしてプレーし、コンパクトにプレーして、ゴールを決めなければならない」

「R・マドリードでは全てのトロフィーを獲りたい。土曜日は素晴らしいトロフィーキャビネットに(クラブW杯のトロフィーを)加えるチャンスになるし、チームの勝利のため、全力を尽くすつもりだ。僕はトロフィーを勝ち取るため、ここにいるし、またタイトルを獲得するチャンスがある」

 また、対戦相手のアル・ヒラルについて、「彼らのことはよく知っている。決勝進出は、彼らが良い働きをしているからだ。非常にタフなチームとの試合になるのは分かっている、正しいことをし、ベストを尽くさないとね」と語っている。

 そして、ヴィニシウスに関しては、同選手が直面する人種差別問題の件と絡めて以下のように言及。

「ヴィニシウスは大丈夫。サッカーでは、相手やファンに対して厳しい時間がある。我々は彼と共にいるし、多くのものを与えてくれる。大事なのは、彼が集中力を維持し、ピッチで自分のクオリティーを発揮し続けることだ。前に監督が言った通り、ヴィニシウスの問題は一般的なものであり、人種差別についての問題は社会的なもの。人種が白だろうと、黒だろうと、赤だろうと一緒だ。差別はあってはならないし、絶対に根絶しなければいけない。ラ・リーガが行動を起こし、この状況を変えることを願っている」

 間もなくクラブ世界一の座が決定。R・マドリードの4大会ぶりとなる王座獲得はなるのか。注目の決勝は、日本時間12日午前4時キックオフとなる。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO