「ありがとう。そして、バルサ万歳」　コパ・トロフィー初受賞のMFガビ、最愛のクラブに感謝

　バルセロナのスペイン代表MFガビが、2022年のコパ・トロフィー初受賞の胸中を明かした。17日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

　フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は17日、MFガビが、21歳以下の選手を対象としたコパ・トロフィーを受賞したことを発表した。2004年8月5日生まれのガビは現在18歳。バルセロナの下部組織出身で2021年8月にトップチームデビューを果たした同選手は、初年度ながら公式戦47試合に出場し2ゴール5アシストを記録した。また昨年9月、ルイス・エンリケ監督が率いるスペイン代表に初選出されると、UEFAネーションズリーグ準決勝イタリア代表戦で“ラ・ロハ”デビューも飾る。スペイン代表最年少デビュー記録『17歳62日』を樹立するなど、飛躍のシーズンを送った同選手は、“若手版バロンドール賞”と評されるコパ・トロフィーに輝いた。

　まずガビは、コパ・トロフィー初受賞について「これまで支えてくれたコーチ、代理人のイバン（デ・ラ・ペーニャ）、ラ・マシアのすべての人々、そして僕の心のよりどころであるバルサに感謝したい。ありがとう。そして、Visca el Barca!（バルサ万歳）」とバルセロナ愛を語りつつ、感謝の思いを口にした。

　2021年は、同僚MFペドリがコパ・トロフィーを受賞した。2年連続でバルセロナの選手が同賞に輝いたこともあり、プレゼンターのひとりでもあったディディエ・ドログバ氏は、「どちらがシャビでどちらが（アンドレス・）イニエスタ？」と質問。これに対して、ガビは「そんなことより、自分たちの得意なことをやってやろう」と意気込む。さらに「常に、ベストを尽くすことを心がけている。その為にも、コーチ陣の助けを借りながら、最高のコンディションで臨めるように管理しているんだ」と好パフォーマンスを発揮する秘訣を明かしている。