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レアル、バイエルンの快足SBアルフォンソ・デイヴィスを注視…現行契約は25年夏まで

2022.10.15

R・マドリードはデイヴィスを注視しているようだ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードは、バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスを変わらずに注視しているようだ。14日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 同紙は、ジャーナリストのホセ・フェリックス・ディアス氏が、『マルカ』のTwitchで語った内容を引用。ディアス氏によると、デイヴィスは左サイドバックに改善の余地があるレアル・マドリードのターゲットの1人となっているとのこと。昨シーズンに起こった負傷や心筋炎などがあっても注視し続けていたと伝えた。

 また、ディアス氏はレアル・マドリードの編成についてもさらに言及。Twitchチャンネルのフォロワーからドイツ代表MFジョシュア・キミッヒを推薦するメッセージが届くと、「(レアル・マドリードが)バイエルン(の選手の中)で最も注視しているのはデイヴィス」としたうえで、以下のように続けた。

「ジュード・ベリンガム(ドルトムント/イングランド代表MF)はレアル・マドリードの中長期を見据えたターゲットだが、彼だけではない。しかし、今の優先事項は、ルカ・モドリッチ、カリム・ベンゼマ、トニ・クロースなどといった選手たちの契約更新の解決だ」

 そしてデイヴィスに関しては、「代表チーム(カナダ)で彼の実力、強力な攻撃力という武器を示すことが出来るワールドカップになる」と語った。

 現在21歳のデイヴィスは、バンクーバー・ホワイトキャップス(MLS)の下部組織出身。2016年にトップチームへ昇格した。2019年1月にバイエルンへと移籍すると、圧倒的なスピードを活かしたドリブル突破を武器に、左サイドバックの定位置を獲得。2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した。今季はここまでブンデスリーガで8試合に出場していたが、ドルトムントとの“デア・クラシカー”にて頭蓋骨の打撲と診断された。復帰時期は明かされていない。

 また、カナダ代表では2017年11月にデビューし、これまで32試合に出場で12得点。バイエルンとは違って左ウインガーとしてプレーしており、その高い攻撃力がより活かされている。開幕が近づくFIFAワールドカップカタール2022でも、カナダ代表の中心選手として活躍が期待されている。

 現行契約は2025年6月末までとなっているデイヴィス。飛躍を遂げたバイエルンからの移籍もあるのか。

By サッカーキング編集部

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