FOLLOW US

アトレティコ、一部サポーターによる人種差別的チャントに対し声明「強く非難する」

アトレティコ・マドリードが人種差別的チャントに対し声明を発表 [写真]=Getty Images

 アトレティコ・マドリードは20日、レアル・マドリードとの”マドリード・ダービー”の際に確認された人種差別的なチャントを非難する声明を、クラブ公式サイトで発表した。

 現地時間18日に開催されたラ・リーガ第6節アトレティコ・マドリードvsレアル・マドリードの”マドリード・ダービー”。この試合における一部のアトレティコ・サポーターの行動が現在問題となっている。この試合、本拠地『ワンダ・メトロポリターノ』に駆けつけた同クラブのサポーターの一部が、レアル・マドリード所属のブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対し、「お前は猿だ」などという人種差別的なチャントを浴びせた。

 こうした報告を受け、アトレティコは現地時間20日に声明を発表。人種差別的言動を非難するとともに、当局の捜査に全面協力する方針であると明かした。

「アトレティコ・マドリードは、ダービー前に少数のサポーターがスタジアム前で行なった容認できないチャントを強く非難します。我々は常に国籍、文化、人種、社会階級の異なるファンにとってオープンなクラブであり、少数のファンによって情熱と相手への敬意を持ちチームを応援する何千何万のファン・サポーターのイメージが汚されることは許されません」

「このようなチャントは大きな反感と怒りを引き起こします。我々は人種差別や外国人への侮辱を目的とし、クラブカラーの背後に隠れている個人を決して許しません。我々は人種差別を一切容認しません。この社会悪との戦いに全力を尽くし、人種差別がなくなるまで進み続けます。我々は当局と連絡をとり、事件の捜査に全面的に協力します。今回のチャントを行なった人物を特定し、クラブから即時追放します」

 一方で、クラブは一部メディアの”マドリード・ダービー”に対する報道姿勢や、今回の事象に際しクラブ全体を非難しようとする動きに対して疑問を呈している。

「いかなる正当性も持たない今回の出来事を改て強く非難しますが、同時にダービーまでの数日間で起こったことについて容認することはできません。ファンには正気と理性が求められますが、この1週間で様々な分野の専門家が人工的なキャンペーンを行い、自分達の言動の反響について考えることなく論争の導火線に火を付けました」

「今回の出来事によって我々は非常に大きな痛みを感じています。我々を代表しない少数の人間の言動をクラブ全体と結び付け、価値観を疑うような動きを容認することはできません。我々の決断は確固たるものです。人種差別行為の関係者をクラブ内にとどめておくことは出来ず、彼らを追放するまで我々は止まりません」

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

RANKING今、読まれている記事

  • Daily

  • Weekly

  • Monthly

SOCCERKING VIDEO