バルセロナがM・アロンソ(左)やフォイス(右)などSBの補強を狙う [写真]=Getty Images
バルセロナは夏の移籍市場終了までに、さらなる補強を目論んでいるようだ。28日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙によると、バルセロナは両サイドバックの補強を目指す模様。すでにクラブが獲得に注力している右サイドバックだけでなく、シャビ監督が「十分にカバーされている」と語った左サイドバックの獲得にも動いていると伝えている。
まず、左サイドバックではチェルシーのスペイン代表DFマルコス・アロンソがファーストチョイスとのこと。しかしながら、給与の支払いが難しいなどといった財政的な問題が解決出来ない場合には、セルタのスペイン人DFハビ・ガランにターゲットを切り替えるとされている。仮にどちらの獲得も叶わなかった場合には、左サイドバックの補強を見送ると伝えられている。
続いて右サイドバックは、スペイン代表MFセルジ・ロベルト、フランス代表DFジュール・クンデ、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホと本職ではない選手たちで回しているうえに、アメリカ代表DFセルジーニョ・デストの放出を検討している状況のため、左よりも優先順位が高い状況。第一候補は、ビジャレアルのアルゼンチン代表DFファン・フォイスであるものの、移籍金2000万ユーロ(約28億円)未満では売却しないとも報じられており、交渉は一筋縄ではいかないようだ。また、セカンドチョイスとしてバルセロナはアーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリンも検討中であり、アーセナルと契約解除したうえで加入する可能性も報道されている。
苦しい財政状況にも関わらず、精力的な補強に動いているバルセロナ。4シーズンぶりのラ・リーガ奪還に、バイエルン、インテルとグループステージで同居したチャンピオンズリーグ(CL)での上位進出のためにも、詰めの補強を実現させたいところだが果たして。
By サッカーキング編集部
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