ルビ監督率いるアルメリアはレアル・マドリードを追い詰めたが… [写真]=NurPhoto via Getty Images
アルメリアを率いるルビ監督が、14日に行われたラ・リーガ第1節のレアル・マドリード戦を振り返った。スペインメディア『マルカ』が15日に同監督のコメントを伝えている。
昨季のラ・リーガ2部で優勝を果たしたアルメリアは、2014-15シーズン以来となる“プリメーラ”の舞台に挑むことが決まっていた。8シーズンぶりの1部では、開幕戦から昨季王者のレアル・マドリードと対戦することに。ホームに王者を迎えた一戦では、開始早々の“奇襲”が功を奏する。左サイドでボールを受けたスペイン人MFエガラスが最終ライン背後へスルーパスを送ると、U-21ベルギー代表FWラージー・ラマザニが反応。ラマザニは右足で落ち着いてネットを揺らし、アルメリアが先手を取った。
しかし、その後はレアル・マドリードの猛攻を受け続ける時間が続く。追加点のチャンスはあったが、ベルギー代表GKティボー・クルトワの牙城を崩せない。すると、61分にスペイン人FWルーカス・バスケスのゴールで試合は振り出しに。73分には投入直後のオーストリア代表DFダヴィド・アラバに直接フリーキックを決められ、レアル・マドリードに王者の底力を見せつけられる形となった。
試合を終えたルビ監督は「我々はこの試合に向けて努力を積み重ねてきた。選手たちは全てを出し尽くしてくれたと思う。スコアやスタッツ上では間違いなくレアル・マドリードの勝利だが、自分たちは勝利に値するパフォーマンスを見せていた。残念だ」とコメント。チーム全体のパフォーマンスには満足感を示した一方で、結果は受け入れ難いものだと語った。
王者相手の一戦でも怯むことなく、試合開始のホイッスルと同時にアグレッシブに相手ゴールに迫ったアルメリア。ルビ監督は「世界最高のチームの1つを限界まで追い詰めることができた」と話した後、以下のように続け、カウンターから創り出した追加点のチャンスを仕留めきれなかったことを悔やんでいる。
「運に見放されてしまった部分もあるし、レアル・マドリードの“勝負強さ”を称えることもできる。今日の試合の結果にフォーカスするならば、それだけだ。確かにレアル・マドリードはほとんどの時間で主導権を握っていたが、我々にもチャンスはあった。我々はカウンター攻撃に強みがある。ボールを握られる中でカウンターを結実させることができれば、試合を終わらせることができただろう」
王者相手に堂々の戦いぶりを見せたものの、最終的にアルメリアは惜敗を喫した。次節は22日に行われ、敵地でのセルタ戦に挑むこととなっている。
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By サッカーキング編集部
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