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EL32強の壁越えへ…ソシエダMFがさらなる飛躍を誓う「欧州大会での借りがある」

2022.08.11

ELの舞台で借りを返す為に、飛躍を誓ったメリーノ [写真]=Getty Images

 レアル・ソシエダのスペイン代表MFミケル・メリーノが、同クラブ在籍5年目のシーズンを前に、意気込みを語った。10日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 昨シーズンのラ・リーガ6位フィニッシュを成し遂げて、3シーズン連続でのヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した“ラ・レアル”。迎えた今夏、ガリシアが生んだ“テクニシャン”MFブライス・メンデスとフランスの“神童”FWモハメド・アリ・チョー、そして日本代表MF久保建英を獲得した。さらに、スビエタ(下部組織)育ちのDFアレックス・ソラやMFベニャト・トゥリエンテスらもトップチーム昇格を果たしている。

 2018年夏にレアル・ソシエダへと加入し、ここまでクラブ公式戦通算154試合に出場しているメリーノ。プロキャリアの半分以上を“ラ・レアル”で過ごしている26歳のMFは「長年ここにいて、キャプテンの一人になれたことをとても光栄に思う。そしてそれは、フットボールの世界で経験を積んでいること、歳を重ねていることを意味するんだ。だけど、重要な存在だと実感することができるし、チームメイトから評価されることは嬉しいものだよ」と胸中を明かした。

 2シーズン連続でEL・ラウンド32の壁に阻まれているレアル・ソシエダ。イマノル・アルグアシル政権3度目のEL挑戦となる今シーズン、新チームの手応えについてメリーノは「レベルの高さを示したい。欧州大会での借りがある。ファンも僕たちもとても興奮しているけど、まだ力を出し切れていないから、すべての大会、試合を通して高いレベルへと引き上げていきたい」と現状を分析。続けて「ラ・リーガだけではなく、欧州の舞台でもハイパフォーマンスを発揮するサッカーへと進化する為に、すぐにレベルアップしなければならない、止まっている時間はない、ということを僕たちは知っている。だからこそ、ここ数年のように躍進を遂げるには、ヨーロッパのレベルにいち早く到達する必要があるんだ」とELで借りを返す為に、さらなる飛躍を誓った。

 最後にメリーノは「チームはフィジカル面だけでなく、メンタル面でも準備万端だと思う。今シーズンは、素晴らしいチャレンジが待っている。自分たちの持っているレベルを示し、大会でどこまで通用するのかを確認したい」と新シーズンに向けて意気込みを示している。

By サッカーキング編集部

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