ヘタフェがアルゼンチンの名門から左SBを獲得…ナポリへ移籍したオリベラの後釜に

　ヘタフェは14日、リーベル・プレートからアルゼンチン人DFファブリツィオ・アンヒレリを獲得したことを発表した。リーベル・プレートを退団したことに伴いフリートランスファーでの加入で、契約期間は2026年夏までの4年間となっている。

　アンヒレリは1994年3月15日生まれの現在28歳。ボカ・ジュニオルスのアカデミーからゴドイ・クルスのユースチームへと移籍し、2013年にトップチームデビューを飾った。ゴドイ・クルスには7シーズン在籍し、公式戦通算で102試合出場3ゴールを記録。2019年にリーベル・プレートへと移籍し、公式戦通算で68試合に出場し4ゴールを挙げた。リーベル・プレートではコパ・アルヘンティーナやレコパ・スダメリカーナなどのタイトル獲得を経験している。

　スペインメディア『マルカ』によると、ヘタフェを率いるキケ・サンチェス・フローレス監督が同選手の獲得を強く希望していたという。昨年夏にスペイン人DFマルク・ククレジャがブライトンへと完全移籍した際にも獲得を試みていたが、当時は実現せず。1年越しの願いが叶う形で、ヘタフェへの移籍が決定した。

　今オフ、ヘタフェはウエスカからスペイン人MFハイメ・セオアネ、グラナダからポルトガル代表DFドミンゴス・ドゥアルテを完全移籍で獲得。レアル・ソシエダのスペイン人MFポルトゥはレンタル移籍での加入が発表されていた。アンヒレリは今夏4人目の補強になっている。

　ヘタフェは左サイドバックの定位置を確保していたウルグアイ代表DFマティアス・オリベラがナポリへレンタル移籍することを発表済み。2021－22シーズンのラ・リーガで32試合出場1ゴールを記録した左サイドバックの後釜として、アンヒレリには大きな期待が寄せられている。