ドルトムントとの契約が満了するヴィツェル [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードは、ドルトムントとの契約が満了となるベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルの獲得に接近しているようだ。18日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
今シーズン限りでドルトムントと契約満了を迎える33歳のヴィツェル。退団が決定的なものと見られているなか、ここにきてアトレティコ・マドリードへのフリー移籍が現実味を帯びているようだ。ディエゴ・シメオネ率いる同クラブは、今季限りで退団したメキシコ代表MFエクトル・エレーラの代役として白羽の矢を立てており、移籍の完了は近いものと見られている。
ワールドカップ出場のためにもトップレベルでのプレー続行を希望するヴィツェルは、マルセイユやフェネルバフチェ、MLSの複数クラブからの関心を退けてアトレティコ入りを希望。来週にもメディカルチェックとサインに向けてマドリード入りをするとされている。また、天津天海時代に同じ中国スーパーリーグでプレーし良好な関係を築く、同胞MFヤニック・フェレイラ・カラスコの存在も移籍の後押しとなるようだ。
移籍が実現すれば、2014年、当時ゼニトに所属したヴィツェルの獲得を試みたシメオネ監督にとっても長年の関心が結実することとなる。果たしてアトレティコは頼れるベテランを獲得することとなるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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