リュディガーのレアル・マドリード加入が正式発表 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードは6月2日、クラブ公式HPにてドイツ代表DFアントニオ・リュディガーを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年夏までの4年間。20日にはシウダー・レアル・マドリードにて会見を行うことも明らかにした。
リュディガーは1993年3月3日生まれの現在29歳。シュトゥットガルト、ローマなどのクラブを経て、2017年夏にチェルシーへと完全移籍で加わった。移籍初年度から定位置を確保し、最終ラインの主力として活躍。同シーズンにはクラブのFAカップ制覇にも大きく貢献した。その後も守備陣の中心選手に君臨し、2018-19シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)優勝を経験。2020-21シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)11試合に出場し、クラブにとって9シーズンぶり2度目となるCLタイトル獲得の原動力となった。
チェルシーとリュディガーの契約は2022年夏までとなっていたものの、給与金額などの問題から契約延長交渉で合意に至ることができず。2021-22シーズン限りでクラブを離れることが決まり、フリー移籍でレアル・マドリードへと加入することとなった。なお、リュディガーにとってはキャリア初のラ・リーガ挑戦となる。