去就に注目が集まる（左）デンベレと（右）A・トラオレ [写真]=Getty Images
今夏に契約満了を迎えるバルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレが、バルセロナとの契約延長に近づいているようだ。27日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
同紙によると、デンベレの代理人を務めるムサ・シソコ氏がカタルーニャへ向かい、クラブ側との間で契約更改に向けた交渉が行われるという。デンベレが要求している金額がバルセロナの提示額を上回っていることから両者は未だ合意には至っていないものの、以前に比べると契約延長の可能性は高まっているとされている。さらに、バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督もデンベレの契約延長を望んでいることも合意に向けて好材料になっているようだ。
一方で、スペイン紙『アス』によると、デンベレの契約延長への動きに伴いウルヴァーハンプトンからレンタル加入中のスペイン代表FWアダマ・トラオレは退団に近づいている模様だ。バルセロナ側は2400万ユーロ（約33億円）の買い取りオプションを有しているものの、この条項を発動する予定はなく、契約満了を迎える2022年6月30日をもってウルヴァーハンプトンに戻る可能性が高いとされている。
奇しくも同じポジションを主戦場としている両選手。最近ではデンベレが主力として躍動感あるプレーを見せる一方で、A・トラオレの出場機会は加入以来、日に日に減少している。こうしたパフォーマンスレベルの差が、両者のバルセロナとの契約へ大きく影響している可能性は高いと見られている。
果たして両者は来シーズン以降、どのクラブでプレーすることになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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