逆転勝利を収めたレアル・マドリード [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第32節が17日に行われ、セビージャとレアル・マドリードが対戦した。
勝ち点「60」で3位のセビージャと勝ち点「72」で首位に立つレアル・マドリードによる上位対決は21分、ペナルティエリア手前の位置でFKを獲得すると、キッカーを務めたイヴァン・ラキティッチのシュートが壁の間を抜けてネットを揺らし、セビージャが先制に成功した。
さらに、25分にはヘスス・コロナがエリア内に侵入すると、飛び出してきたGKティボー・クルトワに触られる前に中へと折り返したところをエリック・ラメラが左足で流し込み、セビージャはリードを2点に広げた。
その後38分には物議を醸すプレーが発生。イエローカードを1枚もらっていたエドゥアルド・カマヴィンガが、ドリブルで駆け上がっていたアントニー・マルシャルを後方からボールに触れることなく倒したが、主審はノーファウルと判定。セビージャ側は猛抗議したものの、判定は覆らず。また、このプレーでマルシャルは負傷し、ラファエル・ミルとの交代を余儀なくされた。
追いかけるレアルは後半開始からカマヴィンガに代えてロドリゴを投入するとこの采配が的中する。50分、ヴィニシウス・ジュニオールとの連携で左サイドからダニエル・カルバハルが折り返すと、ロドリゴが右足で押し込み1点を返す。
74分にはルーカス・バスケスのクロスからルカ・モドリッチが頭でそらしたところをヴィニシウスがワントラップからゴールネットを揺らしたが、主審はハンドがあったと判定。オン・フィールド・レビューによる確認が行われたものの、判定は変わらずゴールは認められなかった。
直後にモドリッチとL・バスケスに代えて、マルコ・アセンシオとナチョ・フェルナンデスを投入したレアルは82分にCKから流れから、カルバハルの折り返しをナチョが流し込み、試合を振り出しに戻した。さらに、90＋2分にはロドリゴが右サイドからエリア内に侵入してマイナスに折り返すと、カリム・ベンゼマが冷静に右足でネットを揺らし、逆転に成功した。
試合はこのまま終了。逆転勝利を収めたレアル・マドリードはリーグ戦3連勝を飾った。次節、セビージャは21日にアウェイでレバンテと、レアル・マドリードは20日にアウェイでオサスナと対戦する。
【得点者】
1－0 21分 イヴァン・ラキティッチ（セビージャ）
2－0 25分 エリック・ラメラ（セビージャ）
2－1 50分 ロドリゴ（レアル・マドリード）
2－2 82分 ナチョ・フェルナンデス（レアル・マドリード）
2－3 90＋2分 カリム・ベンゼマ（レアル・マドリード）
By サッカーキング編集部
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