アラベス、メンディリバル監督を解任…昨年12月に途中就任もわずか1勝で最下位に転落

　アラベスは4日、ホセ・ルイス・メンディリバル監督の解任をクラブ公式サイトで発表した。なお、後任は未定という。

　昨年12月時点で降格圏内の18位に低迷していたアラベスはハビエル・カジェハ氏の解任を発表すると、後任としてメンディリバル氏を招聘した。降格圏脱出を託させれたメンディリバル氏だったが、ラ・リーガ12試合で指揮を取り、1勝4分7敗。第30節を終えて、最下位にまで転落したアラベスは4日、同氏の解任を発表した。

　メンディリバル監督の解任に伴い、アラベスはクラブ公式サイトで声明を発表した。

「デポルティーボ・アラベスの責務は、永続性の目標を達成するために可能な限りのことを行う。したがって、救済があることを信じて、この常に困難な決断を下す。クラブは、ホセ・ルイス・メンディリバル氏の努力と献身に感謝している。メンディリバル氏、お疲れ様。これからも頑張ってください」

　現在61歳のメンディリバル氏はアスレティック・ビルバオやオサスナなどで指揮を取ると、2015年夏にエイバルの監督に就任。6シーズンに渡ってエイバルを率いたメンディリバル氏はラ・リーガでクラブ史上最高成績を収めるなど、同クラブの歴史に名を刻んでいる。