バルセロナに所属するデンベレ [写真]=Getty Images
フランス代表FWウスマン・デンベレは、所属するバルセロナと新たな契約を結ぶ可能性があるようだ。24日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
今シーズン限りでバルセロナとの契約満了を迎えるデンベレは、今冬の移籍市場でシャビ・エルナンデス監督をはじめとするクラブから契約延長か退団の二択を迫られていたとされる。しかし、結局そのいずれも実現されることなく残留。サポーターからは非難の声も聞かれた。それでも徐々に出場機会を得ると、チームを勝利へ導く決定的なプレーを次々と披露。ラ・リーガ第29節レアル・マドリード戦では2アシストを記録し勝利に貢献するなど、ここまでリーグ戦12試合出場1ゴール9アシストを記録している。
そんなデンベレに関しては、今回の報道によるとバルセロナと新たな契約を結ぶ可能性が高まっているという。同クラブのラファ・ユステ副会長は現地のラジオで「周知の通り（今冬の）契約は実を結ばなかった。しかしシャビは、デンベレを特別な選手と見なしており、クラブへ大いに貢献していると言っている」とコメント。
また「デンベレはシステムをより良く理解しているため、シャビは心理的な面も含めて支持しているのは確かだ。もし彼（デンベレ）がもっと快適に感じられるようになれば新契約締結になると思う。彼の代理人と再び会って、我々と共に在り続ける可能性を排除することはできないだろう」とも語り、来シーズンへ向け契約延長が実現する可能性を示唆した。
By サッカーキング編集部
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