逆転ゴールを決めたカルヴァーリョ [写真]=Getty Images
ベティスのポルトガル代表MFウィリアム・カルヴァーリョが、9日に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)準決勝ファーストレグラージョ・バジェカーノ戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
2004-05シーズン以来の国王杯優勝を目指すベティスは9日に行われた同大会ファーストレグでラージョ・バジェカーノと対戦。敵地に乗り込んだベティスだったが、5分に先制点を許してしまった。それでも、26分にFWボルハ・イグレシアスのゴラッソで同点に追いつくと、68分にはMFカルヴァーリョが相手DFの股を抜き、最後は冷静にゴールへ流し込む。試合はこのまま2-1で終了し、国王杯の決勝進出に向けて一歩前進した。
決勝点を挙げたカルヴァーリョは、「プレーも良かったし、一番大事な勝利を手にすることができた」と満足感を示しつつ、「素晴らしい試合だったけど、まだ90分残っている。今日は(勝利を)楽しむ必要があるが、明日からは日曜日の試合(ラ・リーガ第24節レバンテ戦)のことを考えないといけない」と気持ちを切り替え、3月3日に行われるセカンドレグに向けて「今までと同じように謙虚な気持ちで、ハードワークを行い、90分間を戦う。ホームでファンと一緒にプレーして、必ず勝ちたい」との意気込みを示した。
また、カルヴァーリョは「彼らは非常に早い時間に先制点を決めたけど、僕たちは素晴らしい試合をした。苦しむべき時に苦しみ、そしてボルハ(・イグレシアス)の素晴らしいゴールと、試合終盤の僕たちのプレー。今日大事だったのは勝つこと。チームは今、最高の状態にあるから、それを生かさなければならない」と今後を見据えた。