カディス戦で先発したアザール(左) [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第18節が19日に行われ、レアル・マドリードとカディスが対戦した。
公式戦10連勝中と絶好調で首位につけるレアル・マドリード。だが、チームは現在新型コロナウイルスの影響を大きく受けており、この日もルカ・モドリッチやマルコ・アセンシオ、ロドリゴらが欠場となった。そしてカルロ・アンチェロッティ監督は、エデン・アザールやフェデリコ・バルベルデらをスタメンに抜擢してカディス戦に臨んだ。
ゲームは前半からホームのレアルが圧倒的にボールを支配したものの、カディスは自陣深くでブロックを築いてチャンスを作らせない。なかなかブロックを崩せないレアルは、23分にバルベルデが強烈なミドルシュートでゴールを脅かすも、GKヘレミアス・レデスマの好セーブによって得点とはならず。スコアレスのまま試合は後半へと突入する。
後半に入ってさらに攻め手を強めるレアルは、50分にカリム・ベンゼマとアザールがエリア内で華麗な連携を見せるもシュートにはいけず。55分にはトニ・クロースの浮き球パスにアザールが頭で合わせ、59分にはヴィニシウス・ジュニオールがカットインから右足で狙うも、いずれもGKレデスマに阻まれる。
耐え続けるカディスは74分にカウンターを発動すると、ルベン・ソブリーノのラストパスからアルバロ・ネグレドが左足でゴールを狙うも、ボールはわずかに枠を外れてビッグチャンスを逃す。
終盤にかけては、レアル・マドリードの波状攻撃をエリア内に籠るカディスがひたすらブロックし続ける展開に。しかしGKレデスマや守備陣の身体の張ったディフェンスもあり、最後までカディスは得点を許さなかった。
試合はこのまま終了。シュート数は36本、ポゼッション率は84%を記録しながらもカディスを崩せなかったレアル・マドリードは、公式戦の連勝が「10」でストップすることとなった。
次節、レアル・マドリードは22日にアウェイでアスレティック・ビルバオと、カディスは年明けの1月3日にホームでセビージャと対戦する。
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By サッカーキング編集部
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