ドローに終わったグラナダ戦のクーマン監督 [写真]=Getty Images
バルセロナのロナルド・クーマン監督が20日のグラナダ戦後にコメントしている。
バルセロナはラ・リーガ第5節でホームにグラナダを迎え、2分に失点。攻撃の機会を多く得るが得点に結びつかず、後半からオランダ代表FWルーク・デ・ヨングを投入。さらには終盤には元スペイン代表DFジェラール・ピケを前線に投入し、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホを上げてクロスを送り続けた。その甲斐もあり90分にはアラウホが同点弾を挙げてなんとか勝ち点1を獲得した。
クーマンは試合後、「私たちはよくやったと思うし、もう少し時間があったら勝てたかもしれないね」と振り返った。勝利に届かなかった要因として「スペースがなかった」と語る同監督は、「彼らは多くの選手を後ろに下げていた。少なくとも我々は同点に追いついたが、勝ち点2を落としたのは残念」と試合を分析した。
さらに「我々のメンバー表を見てくれ」とした上で、「我々はできるだけのことはした。我々にはティキタカ時代の選手はいないんだ。自分たちのスタイルでプレーしなければならない」とコメント。ファンに期待される結果を残せない中、バルセロナの現状の戦力について言及した。
「今は8年前のバルセロナとは違う。それはそれで良い」
「(負傷中の)アンス(・ファティ)や(ウスマン・)デンベレがいれば、我々は選手層が厚くなるから違ってくるだろう」