昨季は公式戦43試合に出場したフェルナンド [写真]=Getty Images
セビージャのブラジル人MFフェルナンドが、同クラブについて言及した。8日、クラブ公式サイトが伝えている。
2020-21シーズンはクラブ史上最多となる勝ち点77を獲得したセビージャは、今夏の移籍市場で大型補強を敢行した。セルビア代表GKマルコ・ドミトロヴィッチ、デンマーク代表MFトーマス・デラネイ、アルゼンチン代表FWエリク・ラメラらの獲得に加え、チェルシーへの移籍が噂されていたフランス代表DFジュール・クンデが残留。迎えた、今シーズンのラ・リーガでもここまでの3試合を終えて2勝1分の2位につけている。
セビージャで3シーズン目を迎えたフェルナンドは、加入当時について「勝利を手にしたいと本気で考えているクラブを見つけた。ここにいた選手たちのおかげで、ヨーロッパリーグ(EL)での優勝は、僕にとって代え難いものとなったんだ。彼らは毎日、何かを勝ち続けようとしていて、それが僕をとても興奮させる」と胸中を明かした。
続いて、昨シーズンは公式戦43試合に出場したフェルナンドは「セビージャは、日を追うごとに需要が高まり、質の高い選手が集まってきて、とても良いチームになっていく。よくプレーし、よく食べ、よく休まなければ、ここでは重要な存在であり続けることができない」とコメント。続けて「自分では大丈夫だと思っている。シーズン中は何が起こるかわからないけど、コンディションはいい。僕は100パーセントの状態を維持することで、なるべく多くの試合に出場したいと思う」と34歳で迎えた今シーズンの意気込みを語った。
最後に、チャンピオンズリーグ(CL)について、フェルナンドは「最も美しい大会であり、すべての選手がプレーしたいと思っている大会。とても楽しみにしているし、また良いシーズンにしたいと思う。非常に強力なチームと対戦するけど、僕たちがラ・リーガで成し遂げたように、うまくやることに集中しなければならない。まだ大きな目標は考えずに、一戦一戦を大切にする」と心境を明かした。