ゴールを決めたバスケスとアセンシオ [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第17節が2日に行われ、レアル・マドリードとセルタが対戦した。
前節、昇格組エルチェとの対戦でドローに終わったマドリーは、現在リーグ6戦負けなしのセルタをホームに迎えた。この日コンディション不良で欠場となったDFセルヒオ・ラモスに代わっては、DFナチョ・フェルナンデスがスタメン入りを果たしている。
試合は開始6分、カウンターからマルコ・アセンシオが左サイドで持ち運ぶと、ファーサイドへふわりとしたクロス。これをルーカス・バスケスがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。マドリーが最初のチャンスを決め切り、先制に成功する。
早々にリードを得たマドリーは、ボールをセルタに持たれる時間が増えつつも、ショートパスで崩そうとする相手攻撃陣をしっかりとシャットアウト。主将不在の中でも崩れず、前半をこのままのスコアで終える。
1点リードのマドリーは後半、またしても序盤の時間帯にチャンスを掴む。中盤でインターセプトしたカゼミーロがバスケスにボールを預けると、バスケスのラストパスをアセンシオが左足で合わせる。この丁寧なダイレクトシュートが決まり、マドリーがリードを2点に広げた。
まず1点を返したいアウェイのセルタだが、エースのイアゴ・アスパス、ノリートを続けて負傷交代で欠くこととなり、なかなか反撃の糸口を見いだせない。逆にマドリーは、エデン・アザール、マルティン・ウーデゴーア、フェデリコ・バルベルデら交代選手を次々と投入し、試合のクローズを図る。
最後まで追いすがるセルタは90+3分、左サイドからのクロスをGKティボー・クルトワが弾いたところを、ミゲル・バエサが詰める。しかしこれはナチョのブロックに遭い、得点とはならなかった。
試合はこのまま終了。2試合ぶりに勝利を収めたレアル・マドリードは、3試合消化試合が少ないアトレティコ・マドリードを抜いて、暫定首位に浮上した。一方のセルタは、リーグ戦で7試合ぶりの敗戦を喫することとなった。
次節、レアル・マドリードは9日にアウェイでオサスナと、セルタは8日にホームでビジャレアルと対戦する。