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サントス、メッシの“王様超え”を認めず…異例のコメント「ペレの得点数は1091」

メッシ(右)がペレ氏(左)の記録を塗り替えたが… [写真]=Getty Images

 ブラジル1部サントスは26日、クラブOBの元ブラジル代表FWペレ氏とバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに関する記録について、公式サイト上に“異例”とも呼べるコメントを投稿した。

 メッシは22日、リーガ・エスパニョーラ第15節バジャドリード戦でクラブ通算644ゴール目に到達。“王様”ペレ氏が1956年から1974年にかけてサントスで記録した、同一クラブにおける最多得点記録「643」を46年ぶりに更新した。

 しかしながら、サントスはメッシによる記録の更新に納得がいかない模様。今日では公式戦とみなされない試合での得点も含めれば、ペレ氏の得点数は1000ゴールを超えていると主張し、以下のような長文で集計方法に異議を唱えている。

「ここ数日、ペレ氏がサントスのユニフォームを着て得点したゴール数について、マスコミやSNSで多くのことが語られてきました。一部の統計学者によると、アルゼンチンのリオネル・メッシが同じクラブで最も多くのゴールを決めた選手になり、同選手は親善試合を除いて、バルセロナで644ゴールに達しました」

「ペレ氏もすでに、SNSでメッシを祝福しています。しかし、一部の報道は歴史的な偉業について、すべての記録の中で最も偉大なものである『クラブでの総ゴール数』を無視して伝えています。ペレ氏はサントスで1091得点を挙げました。専門報道機関は、“サッカーの王様”の得点数を643ゴールと伝え、その他の試合や親善試合で得点された448ゴールは、他の試合よりも価値が低いかのように取り除かれました」

「今日では無視される448ゴールは、現在の主要クラブに対して生まれました。クラブ・アメリカ(メキシコ)とコロ・コロ(チリ)はそれぞれ、ペレ氏に9点を決められました。1960年代のヨーロッパの主要チームの1つであるインテルは、“キング”からさらに8ゴールを奪われました。リストは膨大で、メッシが現在プレーしているバルセロナからも、ペレ氏は4試合で4得点しました」

「一部のアナリストの主張は、親善試合で得点された448ゴールの多くが、弱小クラブや地域のクラブなど格下相手に決められた、というものです。それでも、試合は公式のユニフォーム、公式ルール、スコアシートの下で行われました。国際サッカー連盟(FIFA)によって課された規則の1つである、『クラブは地域および全国の連盟の承認を得てのみ、親善試合を行うことができる』ことに留意する必要があります。“対戦相手の弱さ”などの主観的な属性を考慮に入れることは、統計データを編集するのに理想的ではありません。数字は絶対的なものです。エイバルに対するゴールは、バレンシアに対する得点と統計的に同じです。トランスファール(スリナム)に対するゴールは、『サンティアゴ・ベルナベウ』でレアル・マドリードから決めたゴールと同じ価値があります」

「サンパウロ州選手権のタイトル数は、“統計的削減”による誤解が生まれる可能性の例となります。1933年からのプロ化以降のみを数えれば、サントスはコリンチャンスと並んで最多タイの22回優勝です。それはパルメイラスの19回を上回ります。それでも、歴史修正主義者が歴史を消すことはできません。アマチュア時代の称号は有効であり、プロ化後に獲得したものと同じくらい重要です。したがって、優勝数はサントスが『22』、コリンチャンスが『30』、パルメイラスが『23』となります…」

 サントスはこのほかにも、当時と現在ではシーズンの日程構造が全く異なることや、南米のクラブにとって親善試合は高い収益性を誇る重要なコンテンツであったことなどを考慮すべきだ、との主張を展開している。

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