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トップ2は100億円超! レアルとアトレティコで最も市場価値が高い10人

2020.12.11

マドリードの両雄でプレーするスターたち [写真]=Getty Images

 12日のリーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)第13節では、レアル・マドリードアトレティコ・マドリードによる伝統の“マドリード・ダービー”が行われる。第12節を終えて首位に浮上したアトレティコ・マドリードに対し、レアル・マドリードは4位。勝ち点6差で行われる今回のゲームは優勝争いに大きな影響を与える大一番だ。

 そんな大舞台に立つのは、ワールドクラスと呼ばれる世界のトッププレーヤーたちばかり。そこで今回は、両チームの選手を市場価値で比較。トップ10に入った選手をランキング形式で紹介する。

※市場価値はすべて12月11日時点の『tranfermarkt』を参照
※日本円は12月11日のレートで換算
※カッコ内は(所属クラブ/国籍/ポジション/現年齢)

▼9位タイ 6000万ユーロ(約76億円)

アザール(左)、コケ(右)[写真]=Getty Images

エデン・アザール(レアル/ベルギー/FW/29歳)
コケ(アトレティコ/スペイン/MF/28歳)

 市場価値6000万ユーロで並んだのが、昨年夏に“1億ユーロ”を超える移籍金でレアル・マドリードに加入したアザールと、アトレティコ生え抜きのコケだった。アザールはチェルシー所属時代の2018年に自己最高の1億5000万ユーロを記録したものの、スペイン上陸後は度重なるケガでピッチに立つこともままならず、市場価値は今や60%減となっている。

▼8位 6500万ユーロ(約82億円)

カゼミーロ [写真]=Getty Images

カゼミーロ(レアル/ブラジル/MF/28歳)

 相手との距離を一気に詰めてボールを奪い取る姿はまさに番犬そのもの。カゼミーロがいるのといないのとではチームの安定感が異なり、チーム内における重要度はカリム・ベンゼマやセルヒオ・ラモスと変わらない。守備的MFとしては、バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(8500万ユーロ)に次ぐ市場価値を誇り、レアル・マドリードでは唯一無二の輝きを放っている。

▼4位タイ 7000万ユーロ(約88億円)

ヴァラン(左上)、バルベルデ(右上)、ヒメネス(左下)、サウール(右下)[写真]=Getty Images

ラファエル・ヴァラン(レアル/フランス/DF/27歳)
フェデリコ・バルベルデ(レアル/ウルグアイ/MF/22歳)
ホセ・ヒメネス(アトレティコ/ウルグアイ/DF/25歳)
サウール・ニゲス(アトレティコ/スペイン/MF/26歳)

 それぞれのチームで主軸を担う4選手が7000万ユーロで並んだ。ここ最近の伸びが著しいのはバルベルデで、昨年6月に比べて市場価値は3.5倍増。ウルグアイ代表では、ヒメネスと並び最も市場価値が高い選手なった。一方、若くして将来を嘱望されてきたサウールとヴァランは、デビュー当初から市場価値が高かったわけではなく、5000万ユーロを超えたのも2018年になってから。それ以降は高水準をキープしており、同じポジションで彼らを上回るのは世界でも数人しか存在しない。

▼3位 7500万ユーロ(約95億円)

クルトワ [写真]=Getty Images

ティボー・クルトワ(レアル/ベルギー/GK/28歳)

 いまレアル・マドリードで最も市場価値の高い選手がクルトワだ。今年10月に発表された査定で、自己最高の7500万ユーロの値をつけた。加入1年目の2018-19シーズンはケイラー・ナバスと出場機会を分け合ったこともあり、市場価値は一旦下落。しかしナバスの退団を機に守護神の座を不動のものとし、昨季はリーグ最少失点での優勝に大きく貢献した。それに伴い、市場価値はV字回復を果たし、自己最高額をつけるに至った。

▼2位 9000万ユーロ(約114億円)

ヤン・オブラク(アトレティコ/スロベニア/GK/27歳)

オブラク [写真]=Getty Images

 市場価値はクルトワを上回る9000万ユーロ。リヴァプールのブラジル代表GKアリソン(8000万ユーロ)を上回って、世界で最も高額なGKとなっている。『transfermarkt』史上で市場価値が1億ユーロ台に到達した唯一のGKとしても知られており、フィールドプレーヤーを含めても、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(1億ユーロ)に次ぐ13位タイである。世界最高峰のGKによる戦いも、“マドリード・ダービー”の注目ポイントの一つだ。

▼1位 1億ユーロ(約126億円)

J・フェリックス [写真]=Getty Images

ジョアン・フェリックス(アトレティコ/ポルトガル/FW/21歳)

 今回の“マドリード・ダービー”に臨む選手で最も市場価値が高いのは、ジョアン・フェリックスである。1億ユーロはメッシと並んでリーガ最高額。またポルトガル代表でも、彼の市場価値を上回る選手はいない。昨季は初の国外移籍で苦しんだが、今季は本領を発揮し、11月のリーガ月間MVPにも選ばれた。首位で迎える今回のダービーマッチは、真の実力を証明する格好の舞台となるだろう。

(記事/Footmedia)

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