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世界屈指の育成大国!…スペイン代表の将来を担う“「金」のベストイレブン”

スペイン代表の将来を担う逸材たち [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードとバルセロナが過渡期にあるとはいえ、スペインは今もサッカー大国だ。それは17日に行われたドイツ代表戦で6-0の歴史的勝利を挙げたことからも明らかだろう。その強さの源となるのが世界屈指と言われる育成力で、久保建英が所属するビジャレアルでも、生え抜きのヤングプレーヤーたちが数多く活躍している。

 そんなスペインにおいて、優秀な若手選手を表彰する賞が「フットボール・ドラフト」だ。2006年に創設された同賞は、現U-21スペイン代表監督のルイス・デ・ラ・フエンテ氏や記者らが選考委員を務め、16歳から20歳(※選考開始時点)のスペイン人選手の中で特に優秀な選手たちを「金」、「銀」、「銅」の3つにカテゴライズ。それぞれのベストイレブンを発表するものだ。

 24日には、2019-20シーズン(最新版)の各受賞者が発表。ここでは「金」のベストイレブンに名を連ねた11人を紹介しよう。

[写真]=Getty Images

●GK イニャキ・ペーニャ(バルセロナ)

イニャキ・ペーニャ

U-16から各年代別のスペイン代表に名を連ねる俊英で、今季はバルセロナのトップチームで第3GKを務める。マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとネトが立ちはだかるため、トップチームデビューは実現できていないが、バルサ育ちのGKらしく足元の技術は申し分ない。幼少期のアイドルはビクトル・バルデスで、今はテア・シュテーゲンを手本にしているという。

●右サイドバック ペドロ・ポロ(スポルティング)

ペドロ・ポロ

20歳になる直前にマンチェスター・Cと契約を結び、昨季はバジャドリード、今季はポルトガルのスポルティングにレンタル契約で在籍。ウイング出身というだけあって攻撃力に秀でており、90分間タッチライン際を上下動し続けるタフネスさを備える。久保の昨季同僚で、「銀のベストイレブン」の右SBに選出されたアレハンドロ・ポソ(現エイバル)より評価が高い。

●左サイドバック フラン・ガルシア(ラージョ・バジェカーノ)

フラン・ガルシア

13歳からレアル・マドリードの下部組織に在籍し、U-16から各年代別の代表に選出。今季は2部ラージョへレンタル移籍し、開幕からレギュラーとして出場していたが、先日の試合でひざの前十字じん帯を部分断裂する大ケガを負った。アトレティコ・マドリードMFコケの従兄弟としても知られている。

●右センターバック ウーゴ・ギジャモン(バレンシア)

ウーゴ・ギジャモン

2017年のFIFA U-17ワールドカップ準優勝メンバーで、今年2月にバレンシアでトップチームデビュー。今季開幕前にはクラブとの契約を2023年まで延長し、違約金は8000万ユーロに設定された。昨年は「銀のベストイレブン」に選出されており、1年越しで最上位カテゴリー入りを果たした。

●左センターバック エリック・ガルシア(マンチェスター・C)

エリック・ガルシア

世代屈指のDFであることはすでに知られているとおり。久保のバルセロナ時代のチームメイトで、当時は主将を務めていた。16歳でマンチェスター・Cへと移籍した際にはスペイン国内で物議をかもしたが、順調に成長を遂げ、今年9月には19歳にしてA代表デビューを飾っている。

●ボランチ マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)

マルティン・スビメンディ

生え抜きの好タレントを次々に輩出するレアル・ソシエダで唯一、「金のベストイレブン」入り。昨季終盤、彗星のごとく現れた守備的MFで、視野の広さと配給能力の高さを武器にトップチームに不可欠な選手となった。ポジション柄、目立つ存在ではないが、A代表入りも期待される逸材だ。

●ボランチ フラン・ベルトラン(セルタ)

フラン・ベルトラン

身長は170センチと小柄だが、技術と知性に優れたプレーメーカー。今月行われたU-21代表のゲームでは、スビメンディと中盤でコンビを組んでいた。アンドレス・イニエスタとも比較される才能の持ち主だが、低迷するチームにも足を引っ張られて真のブレイクを果たせていない。ポテンシャルに見合う活躍が期待される。

●右サイドMF フェラン・トーレス(マンチェスター・C)

フェラン・トーレス

今売り出し中のアタッカーで、17日のドイツ代表戦ではハットトリックを達成。スペイン人初の快挙を成し遂げると、地元テレビ局のインタビューを受けた祖父は嬉し涙を流し、国内で大きな話題となった。元々はウインガーだが、ジョゼップ・グアルディオラ監督は“偽9番”としても起用。ペップ流の指導でさらに大化けする可能性がある。

●左サイドMF ブライアン・ヒル(エイバル)

ブライアン・ヒル

つい先日、「この19歳はすげーわ!!」と乾貴士がツイッターで絶賛した選手がヒルだ。セビージャの下部組織出身で、繊細かつ大胆なボールタッチを武器に次々と相手をかわしていくウインガー。昨年はF・トーレスと共にU-19欧州選手権で優勝し、21世紀生まれの選手として初めてラ・リーガ1部で得点を挙げた。武者修行先のエイバルでどこまで成長を遂げるのか、今後も目が離せない。

●トップ下 ペドリ(バルセロナ)

ぺドリ

今季もっともブレイクスルーを果たした選手と言えるだろう。この夏に2部ラス・パルマスからバルセロナに加入すると、17歳にして“エル・クラシコ”デビュー。しかも先発の座を掴んだ。チャンピオンズリーグでも得点を記録し、リオネル・メッシやフィリペ・コウチーニョといったスター選手とは好連携を見せる。25日に18歳の誕生日を迎えたが、今のところは明るい未来しか見えない。

●トップ アンス・ファティ(バルセロナ)

アンス・ファティ

まぎれもなく、20歳以下のスペイン人選手で頂点に立つプレーヤーだろう。7日に行われたベティス戦で左ひざを痛めて長期離脱を余儀なくされたが、今季もスペイン代表の最年少得点記録を塗り替えるなど、“レコードブレイカー”ぶりを存分に発揮している。同じ2002年生まれのペドリと共に、スペインサッカーをけん引していく存在なのは間違いない。

(記事/Footmedia)


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