確執が報じられていた、レアルのベンゼマ(左手前)とヴィニシウス(右奥) [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、同僚である元フランス代表FWカリム・ベンゼマとの騒動について語った。19日に、スペイン紙『マルカ』が報じている。
レアルは10月27日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節でボルシアMGと対戦し、2-2で引き分けた。この試合のハーフタイム中、ベンゼマがフランス代表DFフェルランド・メンディに対し、「ヴィニシウスにパスを出すな」と要求しているところがカメラに捉えられ、物議をかもしていた。
しかし『マルカ』によると、ヴィニシウスは「カリムとの関係は素晴らしいものだよ」と語っており、両者が険悪な雰囲気の中にあるわけではないことを強調した。
「プロサッカー界では、こういったことはよく起こるんだ。皆さんが思いもしないようなことがね。カリムと僕はただのチームメイトであるだけでなく、すでにたくさんの時間を共有してきた。あれはピッチ上の出来事だし、僕たちはプロだ。カリムとの関係は何も問題ない」
チームの火種になりかねない問題だったものの、現在ヴィニシウスとベンゼマの間に“わだかまり”は存在していないようだ。