バルセロナ退団が現実味を帯びるメッシ [写真]=Getty Images
バルセロナ側に退団の意思を伝えたとされる、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。彼が送付したFAXの画像とされるものをアルゼンチンのスポーツメディア『TyC Sports』が伝え、スペイン大手紙『MARCA』電子版など各メディアも追従している。
FAXの画像とされるものからは次のような文面が読み取れる。まずは退団の意思を伝えるパートだ。
「この書面を通じて、私ことリオネル・アンドレス・メッシ・クッチティーニは、契約条項の第24項に記されている権利を行使し、高貴なるクラブと現在、締結している雇用契約の解消を要求します」
メッシとバルセロナとの現行契約は2021年6月までとなっているが、メッシ側の意思で契約を一方的に解除できる条項が存在するとされていた。文中の「第24項」がこれを指すとみられる。
続く文面では、クラブへの感謝と、退団希望が苦しい決断だったことが記されている。
「クラブに所属している間、個人的な成長の機会を与えてくれたこと、プロになるための準備をさせてくれたことに感謝します。ここで学んだことは、私の技術面や人間性といった側面をより成長させてくれました。しかし、個人的な事情により(一部伏せ字)。この難しい決断が、クラブ経営陣に最良の方法で受け入れられることを願っています」
文書は「ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長および経営陣」に宛てられており、日付は「8月25日」。文末にはメッシのサインも記されている。
また、文書の一部が黒く塗りつぶされていて読めない状態になっているが、その理由は明らかになっていない。
By サッカーキング編集部
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