途中出場で決勝弾をあげたラキティッチ [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第31節が23日に行われ、バルセロナとアスレティック・ビルバオが対戦した。
前節レアル・マドリードに首位の座を明け渡したバルセロナは、リーグ再開後初めてFWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、FWアントワーヌ・グリーズマンのトリオを先発に抜擢してこの試合に臨んだ。
試合はバルセロナが圧倒的にボールを支配し、メッシを中心とした前線のコンビネーションでビルバオ陣営の突破を図る。一方のビルバオはロングボールからFWイニャキ・ウィリアムズのスピードを生かしたカウンターに活路を見出す展開となる。
13分、ボールを拾って右サイドへと展開したビルバオは、縦に抜け出したウィリアムスをシンプルに使ってそのままシュートへ。少しバランスを崩した9番が放った右足シュートはゴール右に外れた。直後の15分にはメッシから右サイドでフリーとなったスアレスがパスを受け、右足を振り抜くもこれも枠を捉えることはできなかった。
その後も互いに決め手を欠く両チームはスコアレスのまま前半を折り返す。後半へと入ってもボールを握ったのはバルセロナだが、ビルバオの堅固な守備陣に苦戦するホームチームはなかなか決定機を掴むことができない。
そんな流れを変えたのは、64分にセルヒオ・ブスケツと交代で途中出場したMFイヴァン・ラキティッチだ。71分、エリア内でボールを拾ったメッシは1度ボールを失うも、そのこぼれ球をエースへと繋いだラキティッチはそのままスペースへと駆け上がり、メッシを経由してGKとの1対1に。これを確実に右足で決め、待望の先制点を奪った。
その後ビルバオは追いつくために前線へと人数をかけ始めるも、バルセロナは危なげなくシャットダウン。試合はこのまま終了し、リーグ戦再開後4試合連続無失点を達成したバルセロナは勝ち点を68に伸ばして、明日マジョルカ戦を迎える首位レアル・マドリードにプレッシャーをかける形となった。
次節、バルセロナは27日にアウェイでセルタと、ビルバオは同日にホームでMF久保建英の所属するマジョルカと対戦する。
【スコア】
バルセロナ 1-0 アスレティック・ビルバオ
【得点者】
1-0 71分 イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)
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By サッカーキング編集部
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