両チームがヒートアップするシーンも [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第30節が19日に行われ、セビージャとバルセロナが対戦した。
リーグ再開後2連勝で首位を走るバルセロナは開始3分、ルイス・スアレスがペナルティエリア前中央から左足で狙うが、シュートはGKトマーシュ・ヴァツリークにセーブされる。一方、再開後1勝1分けの3位セビージャは11分、ジュール・クンデがエリア右からシュートを放つが、わずかに枠の左に外れた。
バルセロナは21分、ペナルティエリア前右の好位置でFKを得ると、リオネル・メッシがゴール右上隅に正確なシュートを放つが、カバーしたクンデに頭でクリアされた。23分にもメッシがエリア前左のFKでゴール左隅を狙ったが、これもGKヴァツリークにセーブされた。
前半アディショナルタイム2分には、メッシがタックルをしてきたジエゴ・カルロスに詰め寄って突き飛ばすと、これをきっかけに両軍がヒートアップして小競り合いに。この騒動で揉めたセルヒオ・ブスケツとフェルナンドにイエローカードが提示された。
後半に入るとセビージャがチャンスを作り、55分に素早いリスタートからルーカス・オカンポスがエリア右の深い位置で右足シュート。57分にはムニル・エル・アダディがエリア左に抜け出してシュートを放ったが、どちらもGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのセーブに阻まれた。
バルセロナは73分、再びメッシがエリア前のFKで直接ゴール左上を狙うが、これもGKヴァツリークに阻まれた。セビージャは後半アディショナルタイム1分、セルヒオ・レギロンがエリア中央フリーでこぼれ球に反応して絶好のチャンスを迎えたが、シュートはGKテア・シュテーゲンにキャッチされた。
試合はこのままドローで終了。バルセロナは2ポイントを取りこぼして勝ち点「65」となり、2位レアル・マドリードとの勝ち点差は「3」となった。レアル・マドリードが21日の今節レアル・ソシエダ戦で勝てば、バルセロナは勝ち点で並ばれ、直接対決で1分1敗と負け越しているため、首位の座を譲る可能性が出てきた。
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By サッカーキング編集部
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