バルセロナに所属していたべレッチと若き日のメッシ [写真]=Getty Images
かつてバルセロナやチェルシーで活躍した元ブラジル代表DFジュリアーノ・ベレッチ氏が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて語った。11日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
2004年から2007年にかけてバルセロナに所属していたベレッチ氏は、当時16歳のメッシとチーム練習で対戦した過去を告白。その時の衝撃について、以下のように語っている。
「トップチームの練習にメッシがBチームから参加した時、フランク・ライカールト監督(当時)は、11人対11人の練習に彼を送り込んだんだ。そしてメッシはサブ組として試合をしていたよ」
「(アンドレス・)イニエスタは私に、メッシのことを知っているかと尋ねてきた。私がノーと答えると、イニエスタは『気をつけて』と警告してきたのを覚えている」
「そしてメッシが初めてボールを持ってドリブルを始めた時、私は思ったよ『くそ!この子供は生意気だ!』とね(笑)。その後、私は彼とマッチアップしたが、ドリブルで抜かれてゴールを決められてしまったんだ。とんでもない選手だと思ったね」
13歳でバルセロナの下部組織に加入し17歳でトップチームデビューを果たしたメッシは、現在32歳。ここまで史上最多となる6度のバロンドールを受賞するなど、輝かしいキャリアを歩んでいる。