各SNSでトイレットペーパーで華麗なリフティングを披露している [写真]=Getty Images
スペインでは新型コロナウイルス流行の影響でラ・リーが1部、2部の全試合が開催中止となっただけでなく、政府による非常事態宣言が出された。多くの人間が自宅で過ごすことを余儀なくされるなか、かつてスペイン代表で活躍した人物が考案した“チャレンジ”にあるアレンジが加わり、スペイン国内で流行の兆しを見せている。
アルゼンチンメディア『infobae』によると、発案者はデポルティーボやビジャレアルで活躍したジョアン・カプデビラで、題して“10回チャレンジ”。室内で10回のリフティングに挑戦し、「#10ToquesChallenge」というハッシュタグを付けて拡散しよう、という試みだった。
しかし、室内でボールを蹴ると家具などを破壊しかねないということで、いつの間にかトイレットペーパーのロールを10回リフティングするという“トイレットペーパー・チャレンジ”に変化。サッカー選手だけでなく、一般人も参加してそれぞれの“妙技”を披露している。
¿Te atreves? ⚽️🧻 #10toqueschallenge #quedateencasa pic.twitter.com/HDDwCDn306
— Brahim (@Brahim) March 15, 2020
レアル・マドリードのブラヒム・ディアス、バルセロナのリキ・プッチ、マジョルカの久保建英らは自身のSNSアカウントで動画を公開しており、『MARCA TV』には東京五輪のTシャツを着用してリフティングするヴィッセル神戸のセルジ・サンペールの動画がアップされている。今後、“トイレットペーパー・チャレンジ”のように室内でできる“チャレンジ”シリーズが世界中に広まるかもしれない。