バルセロナはバルベルデ監督(左)を解任し、セティエン氏(右)を新監督に招へいした [写真]=Getty Images
バルセロナは13日、エルネスト・バルベルデ監督を解任し、スペイン人のキケ・セティエン氏を新監督として招へいした。同日にクラブ公式サイトを通じて発表した。
バルベルデ監督は2017年夏からバルセロナを指揮し、一昨季、昨季とリーガ・エスパニョーラを連覇。今季のリーガも第19節終了時点で、勝ち点「40」で並ぶレアル・マドリードを得失点差で上回り、首位に立っている。しかし、ファンからは試合の内容や指導力を疑問視されて支持を失い、先日のスーペルコパ・デ・エスパーニャ敗退を受けて退陣要求がエスカレート。結局、監督とクラブ双方合意の上での退任が決定した。
Agreement between FC Barcelona and Ernesto Valverde to end his contract as manager of the first team. Thank you for everything, Ernesto. Best of luck in the future. pic.twitter.com/zrIgB1sW2e
— FC Barcelona (@FCBarcelona) January 13, 2020
バルセロナとセティエン氏は、現地時間14日の13時30分に、2022年6月30日までの2年半契約を正式に締結する。現在61歳の同氏はポゼッション志向のスタイルで知られており、これまでに赤道ギニア代表やラス・パルマスなどを率いてきた。2017年夏からはベティスを指揮し、就任初年度は7位と結果を残したが、2シーズン目は振るわず10位でフィニッシュ。シーズン終了とともにベティスを去り、以降はフリーの状態が続いていた。
Quique Setién will be the new manager of FC Barcelona. Welcome!
➕ INFO https://t.co/EOP9MSFFJ1 pic.twitter.com/IkhzFGyxHf
— FC Barcelona (@FCBarcelona) January 13, 2020