CLガラタサライ戦でハットトリックを達成したロドリゴ [写真]=Getty Images
今夏にサントスからレアル・マドリードへと完全移籍したブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスが、自身の現状について語った。12日、スペイン紙『アス』が伝えた。
現在18歳のロドリゴは、リーガ・エスパニョーラ第6節オサスナ戦で公式戦デビューを果たすと、ピッチ投入からわずか93秒でいきなり初得点をマークした。さらに、6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第4節ガラタサライ戦では、3ゴール1アシストの活躍で6-0の勝利に貢献。クラブでの目覚ましい活躍を受けて、11月にブラジル代表に初招集された。
代表の記者会見に出席したロドリゴは初招集について、「充実した気分だよ。セレソンは常に僕の夢だったから。ここにいることは幸せだし、言葉で言い表せないほどだ」と喜びを露わにした。
また同選手は、2018年夏にレアルからユヴェントスへと移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと比較され始めたことにも言及。比較は時期尚早だとし、周囲の過剰な反応に惑わされないよう気をつけていくと語った。
「クリスティアーノ・ロナウドのようなクラブ史上最高の選手の代役を務められるかについて話すには、僕はまだ若すぎる。僕は自らを“C・ロナウドの代役を務める”というプレッシャーで押し潰したくないんだ」
「選手としてのあり方を学ぶということは、単に練習の成果をピッチで発揮するということだけではない。成功に溺れず、名声を管理し、天狗にならないよう心構えをするということだ。メンタル面の管理において、僕の父親が元選手だったことは大きいね。彼の周りで起こっていたことを見ていたし、それは今僕の周りで起こっていることに似ている。だから、世間の関心を僕の頭の中から全て取っ払うことが無理なのは知っている」