複数クラブが関心を寄せるフェリックス [写真]=Getty Images
ベンフィカに所属するポルトガル代表MFジョアン・フェリックスが、アトレティコ・マドリードへの移籍を考えているようだ。11日、スペイン紙『アス』が報じた。
今夏の移籍市場における注目株の1人であるフェリックスには、アトレティコ・マドリードのほかにも、マンチェスター・Cやユヴェントスなどが関心を示している。
当初、フェリックスはアトレティコ・マドリードを移籍先の候補と見ていなかったようだが、代理人のジョルジュ・メンデス氏は同選手に同クラブへの移籍を勧めているようだ。
同選手は、アトレティコ・マドリードがここ5年間のヨーロッパで成功を収めていること(2014、2016年にチャンピオンズリーグ決勝進出、2018年にヨーロッパリーグとUEFAスーパーカップ優勝)と、同クラブのディエゴ・シメオネ監督の指導力を魅力に感じているようだ。
フェリックスに設定されている1億2000万ユーロ(約147億円)の違約金は、獲得レースのライバルたちに財政規模で劣るアトレティコ・マドリードにとって大きな負担になり得るが、今夏の退団を発表したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンに代わる攻撃のアイコンとして同選手の獲得を目指すことになるのだろうか。