2016年夏からバルサでプレーしているユムティティ [写真]=Getty Images
バルセロナが、フランス代表DFサミュエル・ユムティティを放出する可能性が高まっているようだ。スペイン紙『アス』が26日に報じている。
報道によると、バルセロナがユムティティを放出する考えを抱くに至った理由は複数あるという。まずは、フランス人DFクレマン・ラングレが高水準のパフォーマンスを見せていること。セビージャから加入した同選手は1年目の今シーズン、序盤こそ適応に苦しんだものの、現在は安定したプレーを披露している。
ラングレが評価を高める一方、ユムティティは負傷の影響で離脱する時期があり、左ひざに抱えるケガは今後に向けた懸念材料になると指摘されている。そして何より、バルセロナがアヤックスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの獲得を狙っていることがユムティティの立場を脅かすという。同選手の獲得には高額の移籍金が必要となるため、同ポジションのユムティティを放出して資金を捻出しようとしているというのだ。
なお、ユムティティ放出とデ・リフト獲得の動きについては、今月13日にもイタリアメディア『Calciomercato.com』やイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2016年夏にリヨンからバルセロナへ加入したユムティティだが、同クラブでのプレーは今シーズン限りとなるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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