突破を決める4点目を挙げたS・ロベルト(中央)、1得点のメッシ(左)、2得点のコウチーニョ(右) [写真]=Getty Images
30日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝セカンドレグで、4連覇中のバルセロナがセビージャに6-1と大勝。2試合合計6-3と逆転し、9大会連続のベスト4入りを決めた。
1週間前のファーストレグで、バルセロナはリオネル・メッシらを温存。敵地で0-2と敗れ、ベスト4進出に暗雲が立ち込めていた。しかしホームでのセカンドレグ、圧巻のゴールショーを披露。13分にフィリペ・コウチーニョがPKを決めて先制すると、26分にはGKヤスパー・シレッセンがエベル・バネガのPKを阻止する。アウェイゴールを許さず、31分にはイヴァン・ラキティッチが2点目を挙げた。2試合合計2-2とスコアをタイに戻し、前半を終えた。
後半に入っても、バルセロナは攻撃の手を緩めない。53分にコウチーニョ、54分にセルジ・ロベルトが連続得点を挙げ、2試合合計4-2と逆転に成功する。67分に1点を返されたものの、終了間際にはルイス・スアレスとメッシがゴールネットを揺らした。
6-1、2試合合計6-3と圧巻の逆転劇を演じたバルセロナが、ベスト4進出を決めた。
【スコア】
バルセロナ 6-1(2試合合計:6-3) セビージャ
【得点者】
1-0 13分 フィリペ・コウチーニョ(PK)(バルセロナ)
2-0 31分 イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)
3-0 53分 フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)
4-0 54分 セルジ・ロベルト(バルセロナ)
4-1 67分 ギリェルメ・アラーナ(セビージャ)
5-1 89分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
6-1 90+2分 リオネル・メッシ(バルセロナ)