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バルサ、ディニュの後釜は獲得せず…期待の若手2選手による競争へ

期待の若手の(左)ククレジャと(右)ミランダ [写真]=Getty Images

 バルセロナは8月1日、フランス代表DFリュカ・ディニュのエヴァートンへの移籍で合意に達したことを発表した。

 ディニュの売却により、最低でも2020万ユーロ(約26億3000万円)、インセンティブ次第では2170万ユーロ(約28億2000万円)を手にするバルセロナ。だが、後釜の左サイドバックを獲得する意思はないという。スペイン紙『マルカ』によると、ディニュの移籍金は、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタおよびブラジル代表MFパウリーニョが退団した中盤の補強に充てられ、スペイン代表DFジョルディ・アルバの新たなバックアッパーは、移籍市場からの調達ではなくカンテラからの抜擢に頼るとのことだ。そして、この計画を可能としているのが、期待の若手2選手の存在だという。

 その1人がU−20スペイン代表DFマルク・ククレジャだ。現在20歳のククレジャは、一昨シーズンの終盤からBチームのレギュラーに定着し、昨シーズンはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦ファーストレグのムルシア戦でトップチームでもデビュー。今シーズンからトップチーム契約を手にしており、ディニュの後任の最右翼と目されている。

 そして、もう1人がU−19スペイン代表DFフアン・ミランダだ。現在18歳のミランダは、昨シーズンはフベニル(19歳以下のカテゴリー)の一員としてUEFAユースリーグ優勝に貢献し、Bチームでもククレジャが欠場した5試合に全てスタメン出場。今シーズンから正式にBチームに昇格したばかりだが、トップチームが現在行っているアメリカ遠征に帯同していることや、契約解除に必要な違約金として2億ユーロ(約260億円)もの金額が設定されていることからも、クラブが相当な期待を寄せていることが伺える。

 スケールの大きなプレーが持ち味のククレジャに、正確なクロスやパスを武器とするミランダ。どちらがトップチームの左サイドバック2番手に定着するかは、アメリカ遠征で2人をテストしているエルネスト・バルベルデ監督の判断次第となるが、互いに刺激し合ってレベルアップしてくれればクラブにとって大きなプラスとなる。短期的に見ればディニュの後任という立場になるものの、中期的に見ればJ・アルバの後継者という位置付けにもなるだけに、異なる特長を持つ新星2人による競争からは目が離せなさそうだ。

文=北村敦

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