レガネスの新監督に就任したペジェグリーノ氏 [写真]=Getty Images
2日、レガネスはマウリシオ・ペジェグリーノ氏が新監督に就任することを発表した。
FICHAJE | Mauricio Pellegrino, nuevo entrenador del Leganés para la próxima temporada. #BienvenidoPellegrino ➡️ https://t.co/wnb2Z1rYdK pic.twitter.com/KdQaj3Lqw2
— C.D. Leganés (@CDLeganes) June 2, 2018
アルゼンチン出身のペジェグリーノ氏は、選手としてバルセロナ、バレンシア、リヴァプール、アラベスといったクラブでプレーした経験を持つ。現役引退後はリヴァプールやインテルでラファエル・ベニテス監督のアシスタントコーチとして経験を積んだ後、古巣のバレンシアで監督としてのキャリアをスタートさせる。
そこでは成績不振により半年で解任されてしまうが、母国のクラブを渡り歩いた後、同じく古巣となるアラベスの監督としてリーガ・エスパニョーラ昇格1年目のチームを9位に導き、コパ・デル・レイでも準優勝を果たすなどクラブを躍進させた。
この実績が評価されて2017年7月にサウサンプトンの監督に就任したものの、リーグ戦30試合でわずか5勝とチームの掌握に失敗。予想外の残留争いへと巻き込まれたまま復調のきっかけをつかむことができず、17位に低迷していた今年3月に解任の憂き目にあっていた。
イングランドでは満足のいく結果を残せなかったペジェグリーノ氏だが、2シーズンぶりとなるスペイン復帰によって指導者キャリアの立て直しを図ることができるだろうか。