バルセロナ退団が決定的とみられるイニエスタ [写真]=Getty Images
今シーズン限りでの退団が噂されているバルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタへのラブコールが止まらないようだ。スペイン紙『マルカ』が22日に報じている。
イニエスタは昨年10月にクラブ史上初の“生涯契約”を締結。しかし、今シーズン限りで同クラブを退団し、中国リーグへ移籍すると報じられている。
チームキャプテンを務める同選手に対しては、本拠地のカンプ・ノウで試合が開催されるたびに、スタンドのファンから「イニエスタ、残っておくれ!」というチャントが歌われている。21日に行われたコパ・デル・レイ決勝では、今年5月に34歳になるとは思えない軽やかなプレーを披露。試合終盤に交代を命じられ、ベンチに下がる際には、対戦相手のセビージャのファンからも拍手喝采を浴びた。
すると、同試合をスタジアムで観戦していた、ベティスのキケ・セティエン監督も自身のツイッターを更新。「イニエスタよ、お願いだから中国へ行かないで、ベティスに来てくれ!」と熱烈なラブコールを送った。
ベティスは今シーズン就任した同監督のもとで、高質なパスサッカーを展開。バルセロナ以上に“バルサらしい”サッカーをすると高評価を受けている。また、エイバルに所属するMF乾貴士の移籍先としても名前が挙がっているクラブであるのは周知のとおりだ。実現の可能性は限りなく低いが、イニエスタと乾の“共演”を見てみたいと思うファンも少なくないだろう。
なお、イニエスタは今週中に去就について発表することを明らかにしている。12歳から過ごしてきたバルセロナ退団が濃厚となるなか、同選手に対するラブコールはさらに多くなってきそうだ。
(記事/Footmedia)
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