バルセロナで出場機会を得られていないA・ゴメス [写真]=Getty Images
バルセロナに所属するポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスが、苦境に陥る現在の心情を母国メディア『Panenka』のインタビューで語った。
今シーズン、リーガ・エスパニョーラ第28節終了時点で13試合に出場、そのうち先発は4に止まり、出場時間はわずか473分と無敗を維持するチームで出場機会を得られていないA・ゴメス。
ユヴェントスからの関心も報じられ、退団の噂が広がっている中、インタビューに応えたA・ゴメスは「僕はフィールドで良い感触を得られていない。好きなことを楽しめていないんだ」と話すと「最初の6カ月はかなり良かったが、それは変わった。正しい言い方ではないかもしれないが、ちょっと地獄に変わったね。多少のプレッシャーは気持ちの良いものだが、試合中は気分が悪いよ」と、現在の苦悩を吐露した。
「トレーニングでは僕は非常にリラックスしているんだ。チームメイトとの関係も快適に感じる。だけど、明らかに自信が低いと感じる日があり、それがトレーニングで目立ってしまうことがあるんだ。試合が常に頭の中にあって、それが僕を前に進ませてくれないんだ」
「幾度となく、僕は自分の家を離れたくない時があった。僕は自分の不満を取り除くことはできない。そして誰にも話さない。気にしないで欲しい。僕にとってそれは恥ずかしいことなんだ。チームメイトは僕をたくさん助けてくれるが、仕事はやり方によってうまくいかないものなんだ」
現在24歳のA・ゴメスは2016年にバルセロナに加入し、2021年まで契約を残している。チャンピオンズリーグ(CL)やリーグも佳境に入り、総力戦となってくるシーズン後半戦での奮起に期待が集まる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト