バルセロナはメッシのFK弾で先制もドロー決着(写真は2月17日のエイバル戦)[写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第26節が3月1日に行われ、ラス・パルマスとバルセロナが対戦した。
試合が動いたのは21分、バルセロナが先制する。エリア手前右のFKでリオネル・メッシが左足を振り抜き、絶妙なシュートをゴール左上隅に突き刺した。先制を許したラス・パルマスは40分、オゲネカロ・エテボがエリア手前右から強烈なミドルシュートを放つが、わずかに枠の左に外れた。
前半終了間際には、ラス・パルマスのGKレアンドロ・チチソラがエリア外で手を使ったようにも見えたが、主審は流して直後に終了のホイッスル。ピッチまで出たエルネスト・バルベルデ監督の抗議も実らず、そのままバルセロナの1点リードで折り返す。
だが、後半の立ち上がり47分、バルセロナは相手のCKの流れでリュカ・ディニュのハンドを取られ、痛恨のPK献上。48分、ラス・パルマスはキッカーのジョナサン・カレリが落ち着いてゴール右上隅に決めて、試合を振り出しに戻した。
追いつかれたバルセロナは57分、アレイクス・ビダルを下げてフィリペ・コウチーニョを投入。62分にはパウリーニョに代えてイヴァン・ラキティッチを、75分にはアンドレス・イニエスタに代えてウスマン・デンベレを送り出す。
しかしバルセロナの交代策も実らず、試合はこのまま1-1で終了した。バルセロナはリーグ戦連勝が2で止まったものの、開幕26戦無敗はキープ。降格圏18位のラス・パルマスは4戦未勝利となったが、首位から貴重な勝ち点1を獲得した。
バルセロナは次節、4日にホームで2位のアトレティコ・マドリードと直接対決。ラス・パルマスは5日にアウェイでセルタと対戦する。
【得点者】
0-1 21分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
1-1 48分 ジョナサン・カレリ(PK)(ラス・パルマス)
By サッカーキング編集部
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