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ハットトリックより“BBC”…ジダン監督、PKを譲ったC・ロナウドを称賛

2018.02.25

ベンゼマのPKゴールに抱擁するクリスティアーノ・ロナウド [写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ第25節が行われ、レアル・マドリードは4-0でアラベスに快勝。ジネディーヌ・ジダン監督は試合後、終盤に獲得したPKの場面で、ハットトリックのチャンスでありながらフランス人FWカリム・ベンゼマにPKを譲ったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを称賛した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が24日に伝えている。

 “BBC”が揃って先発出場した同試合で、C・ロナウドが2得点、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが1得点を決めて迎えた89分。ベイルがPKを獲得すると、普段PKキッカーを務めるC・ロナウドはベンゼマにその役割を譲った。C・ロナウドが自身の“ハットトリック”より“BBC”全員の得点を優先した印象的なその場面について、ジダン監督が以下の通り言及した。

「クリスティアーノが見せたあの心遣いは非常に重要だ。サッカーはチームスポーツであり、あのふるまいは素晴らしい。カリムはゴールに値する良いプレーしていたから、1点が必要だったんだ。そこでクリスティアーノはハットトリックのチャンスがあったけど、カリムに譲る姿勢を見せた」

「何よりも重要なのは、ロッカールームの雰囲気。我々は困難な時期もあったが、チームはいまも力強い。ロッカールームの雰囲気は最高だよ。クリスティアーノのベンゼマに対する振る舞いは、2人の間に良い雰囲気があることを示している。そしてチーム全体を取り巻く雰囲気が素晴らしいことも物語っているね。チームの全員がそうなんだよ」

 レアル・マドリードは次節、27日にアウェイでエスパニョールと対戦する。

By サッカーキング編集部

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