バルセロナが先勝し、国王杯決勝進出に王手をかけた [写真]=Getty Images
コパ・デル・レイ準決勝ファーストレグが2月1日に行われ、バルセロナとバレンシアが対戦した。
前半はバルセロナがボールを支配し、ほぼ相手陣内でのプレーが続くが、バレンシアの堅守に阻まれてゴールが遠い。39分にアンドレス・イニエスタがエリア内左へ突破してチャンスを迎えるが、グランダークロスはゴール前フリーで待ち構えていたルイス・スアレスの後方へわずかに逸れて、ゴールにはつながらなかった。
後半に入ってバルセロナは58分にアレイクス・ビダルを下げて、フィリペ・コウチーニョを投入。63分、エリア前中央のFKでリオネル・メッシが直接狙うが、シュートはGKに正面でセーブされた。
均衡が破れたのは67分、バルセロナがついに先制に成功する。メッシがエリア内左からクロスを上げると、ファーでフリーのL・スアレスがダイビングヘッドで合わせて先制点を奪った。その後も主導権を握るバルセロナは80分、エリア前中央でこぼれ球を拾ったパコ・アルカセルが強烈なボレーシュートで狙うが、これは相手GKに阻まれた。

先制点を決めたL・スアレス [写真]=Getty Images
試合はこのまま終了し、4連覇を狙うバルセロナがホームで1-0の先勝。5年連続の決勝進出に王手をかけた。セカンドレグは8日にバレンシアのホームで行われる。