エイバルに所属するMF乾貴士 [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第20節が22日に行われ、MF乾貴士が所属するエイバルはホームでマラガと対戦した。乾は12試合連続で先発出場した。
前節、アトレティコ・マドリードに0-1で敗れ、8試合ぶりに黒星を喫したエイバル。今節も開始16分に先制点を許す。ハーフウェイラインでユセフ・エン・ネシリにパスをカットされると、そのままエリア内まで独走を許し、左足シュートを決められた。
後半に入って56分にも再びミスからピンチを招く。最終ラインでのパスをアドリアン・ゴンサレスにカットされ、エリア手前からシュートを浴びたが、ここはGKマルコ・ドミトロヴィッチのセーブでピンチをしのいだ。
なかなか反撃の糸口をつかめないエイバルは72分、乾を下げてベベを送り出す。すると76分にこの采配が的中。左サイドのベベがクロスを送ると、ニアに飛び込んだキケ・ガルシアの左足シュートで、エイバルが同点に追いついた。
逆転へ勢いづくエイバルは、86分にシャルレスがエリア内左へ抜け出して左足シュート、87分にもキケが至近距離からシュートを放つが、いずれもGKの好セーブに阻まれた。
後半アディショナルタイムに入って、マラガのズドラヴコ・クズマノヴィッチが1分、2分と立て続けにイエローカードを受けて退場となった。試合はこのまま1-1で終了し、エイバルは連敗を免れたものの、2試合未勝利。マラガは連敗を4でストップさせたが、最下位転落となった。