デビューから2戦連発のアルナイス [写真]=Action Plus via Getty Images
11月30日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦で、セグンダB(3部)のムルシアを2試合連続で完封して余裕のベスト16入りを決めたバルセロナ。トップチームでのデビュー戦となったファーストレグに続き、セカンドレグでもゴールを決めたことで話題を集めているスペイン人FWホセ・アルナイスが、少年時代の微笑ましいエピソードを披露した。
22歳でバルセロナのBチームに加入するという、カンテラの中では異色のキャリアを歩んでいるアルナイス。昨シーズンまで在籍したバジャドリードの地元紙『エル・ノルテ・デ・カスティージャ』でのインタビューで、選手としての原点がストリートにあることを明らかにした。
「小さい頃は祖母の家の前の道路でよくプレーしたよ。10人から15人くらいで集まって、夕方までボールを蹴り続けていたものだった。あまりにも騒がしかったので、ご近所さんがしょっちゅう怒鳴りに出てきたよ。自分で言うのも何だけど、僕はその頃から目立っていた。チーム分けをする時は、必ず一番に取られていたからね」
アルナイスは両足を起用に操り、攻撃的なポジションはどこでもこなす。ポリバレントな能力を持つが、幼少期は現在をはるかにしのぐほどの“万能選手”であったという。
「僕はこれまで全てのポジションでプレーしてきた。ほんの(小さな)子どもだった頃には2年間、ゴールマウスも守ったんだ。最優秀GKに選ばれたほどだった。その時にもらったトロフィーは、実家の両親が今でも戸棚の上に飾っているよ」
なお、バルセロナで公式戦デビューから2試合連続ゴールを記録したのは、元フランス代表FWのリュドヴィク・ジュリ氏以来、13シーズンぶりの快挙となった。トップチームで次にピッチに立つのは、再びコパ・デル・レイになるのか、それともすでにグループステージ首位通過を決めているチャンピオンズリーグになるのか。いずれにせよ、3試合連発に期待したい。
文=北村敦