2017.11.09

バルサ注目の22歳新星、同僚ノリートも太鼓判「いずれは欧州屈指のDFに」

ラングレ
スアレス(左)と激しいマッチアップを繰り広げるラングレ(右) [写真]=Getty Images

 来夏の移籍市場で、バルセロナはセンターバックの獲得に向かうと見られている。補強候補として評価を高めている一人が、セビージャに所属するU-21フランス代表DFクレマン・ラングレだ。

 バルセロナは現在、スペイン代表DFジェラール・ピケとフランス代表DFサミュエル・ユムティティが不動のセンターバック・コンビを形成している。一方、アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノは年齢による衰えも指摘されているうえ、移籍の噂が常に付きまとっている。また、ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンは度重なる負傷によって計算が立たず、来夏の退団が確実視されている。

 以上を踏まえ、バルセロナはセンターバックの補強に着手。パルメイラスのコロンビア代表DFジェリー・ミナの獲得が内定していると報じられている。また、ニースにレンタル移籍で加入しているU-23ブラジル代表DFマルロン・サントスも、今シーズン終了後に復帰する見込みだ。とはいえ、いずれもスペインのトップリーグでの実績はない。確実に戦力として計算できる選手を求めるバルセロナは、ラングレに白羽の矢を立てているようだ。

 今夏の移籍市場でナンシーからセビージャに加入したラングレは、公式戦18試合中16試合に出場するなど、エドゥアルド・ベリッソ監督から最も重用されている選手の一人だ。DFラインからショートパスを繋ぐスタイルを基本とするセビージャで、22歳の若さで絶対的レギュラーの座を射止めたラングレ。バルセロナは以前から同選手に注目しているようだが、評価がより高まるのは当然とも言える。

 実際、かつてバルセロナでプレーをした経験を持つスペイン代表FWノリートも、A代表への招集も近いと見られているラングレの能力に太鼓判。セビージャ残留を希望しながらも、移籍を後押しするコメントを残している。

「ラングレは素晴らしい選手なので、自分のチームにいて欲しい。その一方で、すでにバルサでプレーできるだけのレベルにあるとも思っているよ。バルセロナのセンターバックに引け目を感じることなど一切ない。彼は日々成長しているし、今の姿勢を続けていけば、いずれはヨーロッパ屈指のDFになるだろう」

 現在、リーガ・エスパニョーラで10勝1分けと首位を快走しているバルセロナ。大黒柱のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを中心とする攻撃にばかり目が行きがちだが、無敗街道を突き進む最大の要因は、リーグ最少の4失点を誇る安定した守備にある。だからこそ、ラングレをはじめとするセンターバック補強候補の中で誰が本命になるのか、注目が高まることは必至だろう。

文=北村敦

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