メッシの2得点でバルセロナが開幕から2連勝を飾った [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第2節が行われ、アラベスとバルセロナが対戦した。
バルセロナは開幕戦から右サイドバックを変更。前節ゴールを決めたチームきっての万能プレイヤー、セルジ・ロベルトを起用し、ケガから復帰したアンドレス・イニエスタもスタメン入り。右のウイングにはアレイクス・ビダルが入った。また新加入のパウリーニョもベンチ入りしている。
昨シーズンのコパ・デル・レイ決勝でも対戦した両チーム。バルセロナが“ゼロトップ”に入ったリオネル・メッシを中心に攻撃するが、決定機は作れない。カウンターを狙うアラベスはルベン・ソブリーノがジェラール・ピケとのスピード勝負を制してGKと1対1の状況を作るが、マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの攻守に阻まれた。
38分、バルセロナが右サイドからのFKでクロスをあげると、エリア内でピケを倒したとしてアラベスのロドリゴ・エリーにファールが宣告。バルセロナがPKを得たが、メッシのシュートはGKフェルナンド・パチェコの完璧なセーブで防がれた。
後半開始早々にチャンスを作ったのはアラベス。ロングパスからイバイ・ゴメスが左サイドを抜け出し、ゴール前にグラウンダーのクロスを送るがアルフォンソ・ペドラサにはわずかに届かない。
すると55分、ついに試合が動く。バルセロナが左サイドでボールをキープ。ジョルディ・アルバがイニエスタとのワンツーで左サイドを崩すとエリア内に折り返す。受け取ったメッシが4人に囲まれながらもシュートを放ち、相手に当たったボールがゴールに吸い込まれた。エースの今シーズンのリーグ初得点はリーグ通算350ゴールのメモリアルゴールとなった。
さらに66分に相手のクリアミスからメッシが追加点を決めてリードを拡げる。77分にはレアル・マドリード指揮官ジネディーヌ・ジダン監督の長男エンゾ・ジダンがピッチに立った。
87分にはイニエスタに代わってパウリーニョが投入。バルセロナデビューを飾った。またアウェイながら交代したイニエスタにはたくさんの拍手が送られていた。
試合はこのままタイムアップ。バルセロナが開幕から2連勝を飾った。
次節、アラベスは9月10日にアウェイでセルタと、バルセロナは9月9日にホームでエスパニョールとの“バルセロナダービー”に挑む。
【得点者】
0-1 55分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
0-2 66分 リオネル・メッシ(バルセロナ)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト