バルセロナでは構想外とみなされているムニルだが、多くのクラブが関心を示しているようだ [写真]=Getty Images
バルセロナに所属するスペイン代表FWムニル・エル・アダディがローマへのレンタル移籍を熱望しているようだ。22日付でイタリア紙『Sky』が報じた。
昨シーズン、バレンシアへ出場機会を求めレンタルで加入していたムニル。34試合に出場、6ゴールを記録し、バレンシアが買い取りオプションの行使を検討するなど一定の評価を得たが、今シーズンもバルセロナでは構想外扱いとなっている。
同紙によると、ムニルは再び出場機会を求め、レンタルでの移籍を希望しているようだ。サンプドリアやデポルティボなども関心を示していたが、より高いレベルのチームでのプレーを望み、そこで双方の要求が一致したのがローマだ。
ローマはレスターに所属するアルジェリア代表MFリヤド・マフレズの獲得を熱望し、複数回にわたってオファーを送っていたが、クラブに絶対的主力を手放す意志はなく、獲得を諦めざるを得ない状況となっていた。
また、ムニルにはプレミア方面からも熱視線が送られており、クリスタル・パレスが完全移籍での獲得を検討している模様。バルセロナにとっては構想外の選手を移籍金と引き換えられることのほうがより有益であるとし、ローマの唯一の対抗馬とみなされているようだ。