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カンテラ出身のS・ロベルト、パウリーニョ加入で愛するクラブから去る?

退団が噂されるセルジ・ロベルト [写真]=Pep Morata - Pep Morata

 高いポリバレント性が評価され、昨シーズンはルイス・エンリケ監督の下で多くの出場機会を得ていたバルセロナのスペイン代表MFセルジ・ロベルトバルセロナのブラジル代表MFパウリーニョ獲得は、セルジ・ロベルトの将来を再考させるきっかけになるかもしれない。マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、ミラン、ユヴェントスは契約解除金4000万ユーロ(約51億6000万円)を払う用意ができているといわれている。

 セルジ・ロベルトは、下部組織から過ごすバルセロナで成功することを最大の目標に掲げてきた。そして2017-18シーズンのプレシーズンが始まる前の時点でも、その姿勢に変化はなかった。しかし、ここ数週間でバルセロナに起っているさまざまな出来事は、セルジ・ロベルトに自身の将来を再考させるきっかけになる可能性は低くない。

 事実、セルジ・ロベルトの獲得に興味を示し、契約解除金を支払う用意があるとされるクラブは多数存在している。中でも、プレミアリーグからはマンチェスター・Uとチェルシー、そしてセリエAからはミランとユヴェントスの4クラブが有力候補に挙げられている。さらにマンチェスター・Cも、同選手獲得に3500ユーロ(約45億1600万円)を提示した経緯がある。

 セルジ・ロベルトは昨シーズン、エンリケ監督の下で存在感を示した選手の1人だ。コンバートされた右サイドバックでスタメンに定着しただけでなく、状況によってはサイドハーフ、ボランチ、更にはウイングなどさまざまなポジションを高いレベルでこなし、勝利に大きく貢献したことは見逃せない。

 それは昨シーズンの出場回数(バルセロナで47試合、スペイン代表で3試合)からも明らかになっている。セルジ・ロベルトの見据える新シーズンの展望は、バルセロナで成長を続けてエルネスト・バルベルデ新監督にとって欠かせない存在になるところだった。

 バルセロナセルジ・ロベルトへの信頼を言葉にしているが、現在のところ同選手にとって理想的な状況とは言い難い。ブラジルのシャペコエンセを迎えて行われたジョアン・ガンペール杯でも、13日に行われたレアル・マドリードとのスペイン・スーパーカップ第1戦でも、セルジ・ロベルトがスタメンに名を連ねることがなかった。この状況は、指揮官にとって必ずしもセルジ・ロベルトが必要不可欠な選手ではないことを示す証拠にもなりうる。昨シーズンに主力としてプレーした右サイドバックにはスペイン代表DFアレイクス・ビダルと新加入のポルトガル代表DFネルソン・セメドがおり、セルジ・ロベルトの本職でもある中盤にはスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ、同代表MFアンドレス・イニエスタ、クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチなど、多くのタレントがひしめく“オーバーブッキング状態”となっている。

 追い討ちをかけるかのように、14日に広州恒大からパウリーニョの獲得が発表された。技術面では劣るとはいえ、同ポジションの選手を補強した事実はセルジ・ロベルトに退団の可能性を考えさせる機会となったはずだ。

 セルジ・ロベルトには昨シーズンのように出場機会を約束してくれるクラブが多数ある。契約解除金は奇しくも、バルセロナがパウリーニョを獲得するために広州恒大に支払った金額と同じである。

(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版

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