自身3度目のUEFAスーパーカップ優勝を果たしたS・ラモス [写真]=Real Madrid via Getty Images
欧州ならびに世界のダブル王者であるレアル・マドリードが、今シーズン初の公式戦でその実力を如何なく発揮した。8日に行われたUEFAスーパーカップで、チャンピオンズリーグ覇者のレアル・マドリードはヨーロッパリーグ覇者のマンチェスター・Uを2-1で下して大会連覇を達成した。
レアル・マドリードはこの試合、チームに合流したばかりのエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをベンチスタートとしながらも、マンチェスター・Uを終始圧倒。24分にはブラジル代表MFカゼミーロ、52分にはスペイン代表MFイスコがそれぞれゴールを挙げると、相手の反撃を1点に抑えて勝利を手にした。
この結果、今シーズン早くも1冠を手にしたレアル・マドリード。主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスもこの日の内容に満足しているようで、試合後のインタビューでチームのパフォーマンスを自賛した。
「僕らは素晴らしい試合をした。殆どの時間帯で相手を上回った。彼らは終盤、フィジカルに優れた選手を生かしてダイレクトなプレーを仕掛けて来たが、緊張感が高まる場面でも落ち着いてボールをコントロールすることができた」
レアル・マドリードはこの日の勝利により、ジネディーヌ・ジダン監督の誕生からわずか1年半で6つ目のタイトルを獲得したが、S・ラモスは、若干45歳ながらチームを巧みにマネージメントしている指揮官を絶賛した。
「僕らはそれぞれが異なる役割を持っているが、その重要性は変わらない。皆が自分のことを重要だと感じ、全員が一枚岩になることはチームの神髄だが、それはジダン監督の卓越した手腕の賜物だ」
S・ラモスは一方、自身の面白いエピソードを披露しながら、さらなるタイトル獲得を貪欲に目指した。
「最初からトロフィーを掲げられるというのは、最高のシーズンのスタートだ。自分はいくら勝利しても飽き足らない。もっとタイトルを取りたいという渇望や野心は全く尽きることがない。自宅の展示室も拡張したことだしね」
昨シーズンはリーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブ・ワールドカップと4冠を達成したレアル・マドリードだが、国内外の多くのライバルが不安を抱えている今シーズンは、それを超えるタイトルの獲得も十分に期待できる。自宅の展示室をリニューアルしたばかりのセルヒオ・ラモスだが、さらなる拡張工事が必要となる日も遠くはなさそうだ。
文=北村敦