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レアル、“第二次ペレス政権”が継続…会長の任期、21年まで延長

2017.06.19

2021年まで任期が延長されることが決まったペレス会長 [写真]=Real Madrid via Getty Images

 レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が、2021年まで同職を務めることが決まったようだ。スペイン紙『マルカ』や同『アス』など複数メディアが19日に報じている。

 報道によると、会長選の立候補期限は18日の深夜に設定されていたが、ペレス会長以外の候補者が現れなかったため、同氏の再選が決まった。任期は2021年まで延長される。

 ペレス会長は1999-2000シーズン終了後の会長選で初当選を果たし、“銀河系軍団”と称された豪華メンバーを揃えた。就任直後の移籍市場で元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏をバルセロナから獲得したほか、翌年には現指揮官の元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏、さらに2002年夏には元ブラジル代表FWロナウド氏を獲得。2003年夏には元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏と、立て続けに大型補強を行った。

 だが、2005-06シーズン途中、2年連続での無冠が濃厚となったことで辞任を表明。“第一次政権”は終焉を迎えた。

 そして約3年後、2009年6月に2度目の会長就任が決定。2011-12シーズンにリーガ・エスパニョーラを制し、2013-14シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)優勝を果たした。そして昨シーズンと今シーズンには史上初のCL連覇を達成。今シーズンは5年ぶりのリーガ・エスパニョーラ制覇も成し遂げている。

“第一次政権”時に選手として獲得したジダン監督とともに、充実の“第二次”任期を継続しているペレス会長。今後も栄光の時を築くことはできるだろうか。

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